書籍 > 歴史 > 春近五人衆・井上井月研究会
武田氏の武将などが収められている「開善寺過去帳」完全翻刻。丸島和洋「武田氏の対織田・斎藤氏外交と秋山虎繁」、黒田基樹「武田信豊」、中井均「春近衆の城跡」、花岡康隆「小笠原信嶺」、佐藤勝明「連句史の展開と井上井月」他、復本一郎、石寒太、中森康之「井月秀作八句」、井月署名の変遷。織田信長黒印状ほか武田氏の書状・井月作品を掲載。
春近五人衆(大島・飯島・片切・赤須・上穂氏)は戦国時代の伊那谷の国人領主。井上井月は(1822~ 1887)芭蕉に私淑し伊那谷を放浪。芥川龍之介、種田山頭火、つげ義春等に影響を与えた俳人。
目次
史料翻刻 「開善寺過去帳 天」
丸島和洋 「武田氏の対織田・斎藤氏外交と秋山虎繁」
黒田基樹 「武田氏滅亡時の武田信豊」
花岡康隆 「武田氏従属下の小笠原信嶺」
中井 均 「春近五人衆の城跡」
佐藤勝明 「連句史の展開と井上井月」
宝賀寿男 「伊那大田切城の菅冠者と関連一族」
宮下玄覇 「長篠合戦に参加した可能性のある飯嶋・片切・赤須氏有力分家と並立する飯嶋城について」
江宮隆之 「井月と空谷と芥川」
復本一郎 「井月の教養句」
石 寒太 「井月の時代とその秀作八句に迫る」
中森康之 「ひさごをめぐる井月八句」
B5判 並製 約212ページ(カラー口絵16ページ)