「もう治療の限界なんだって、ダビデ。明日からは大嫌いな医者へ行かなくてもいいんだよ。最後まで一緒にいるよ。君の姿も、君の教えてくれることも、すべてをこの目に焼きつけておくからね。」
愛も友情も命の大切さも、一匹の猫が教えてくれた。
自分のペットも思わず抱きしめたくなる。
猫との出会いから別れまでを流麗なエッセイと、美しくも可愛らしいフォトで編んだ感動のオマージュ。
【著者について】
(文)的場千賀子
本名、辻千賀子。
東京都生まれ、秋田県出身。
コピーライターとして広告制作事務所やプロダクションで広告やカタログ制作に従事。
1996年からフリーランスとして活動中。
(写真)辻 聡
石川県金沢市生まれ。
金沢美術工芸大学卒。
デザイナーとして数社の広告制作会社を経て、フリーランスに。
装丁、イラストレーション、ロゴタイプ制作など幅広い分野で活動中。
A5判/112頁/並製