宮帯出版社/商品詳細 源氏物語の舞台を訪ねて 加納重文 著
書籍
日本図書館協会 選定図書に選ばれました
王朝文学の最高峰『源氏物語』の背景をなす舞台は、実在する場所・施設をモデルにして描かれている。
本書では、それがどこであるのか、どのような所であるのかを考察。
内裏から越前まで、紫式部ら平安貴族をめぐる地理環境を検証し、『源氏物語』の舞台を生み出した地理の実相に迫る。
加納重文 著
目 次
序 章 源氏物語の地名について
第一章 内裏と大内裏
第二章 桃園から一条大路
第三章 紫野斎院と祭のかへさ
第四章 二条院と二条大路
第五章 中川と二条京極
第六章 夕顔宿と清水坂
第七章 北山なにがし寺
第八章 逢坂越から石山
第九章 六条院と河原院
第十章 桂から嵯峨御堂
第十一章 法性寺から宇治
第十二章 小野と比叡山
第十三章 須磨・明石と住吉社
第十四章 玉鬘の初瀬詣
第十五章 紫式部の越前下向
加納重文 プロフィール
1940年 広島県福山市に生まれる。
1971年 東京教育大学大学院博士課程単位取得退学。
1978年 秋田大学・平安博物館を経て京都女子大学で勤務。
2006年 京都女子大学を定年退職。
現在 京都女子大学名誉教授。博士(文学)。
〔主要著書〕
『源氏物語の研究』(望稜舎)
『平安女流作家の心象』(和泉書院)
『歴史物語の思想』(京都女子大学)
『源氏物語の地理』(思文閣出版、共編)
『明月片雲無し―公家日記の世界―』(風間書房)
『松本清張作品研究』(和泉書院)
『平安文学の環境』(和泉書院)
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