書道家で現代の陰陽師である麒鳳は、ある日夢で一休禅師に出会い、「近い将来日本を大きな災厄が襲うだろう。心して備えよ。そのためにも敦賀へ行け」と告げられる。敦賀へ向かった麒鳳の前に、彼の過去世に繋がる祖先神が降臨。白狐や天狗、魔界の魔王や火龍までも出現し、麒鳳は神獣の麒麟と鳳凰に助けられて日本を守るために奮闘する。スピリチュアル・ファンタジー小説第五弾!
○著者 敦賀信弥(つるが しんや)
富山県氷見市生まれ、明治大学商学部卒業。現代美術ファン。会社勤務のあと、これまで関わってきた美術と極めて個人的なスピリチュアル体験を並行して書いた体験的小説2作『天翔の夢』、『天翔の夢~夢の彼方へ』によって小説を書くことの面白さを知る。2017年『天秀尼 豊臣家最後の姫』、2019年『異聞 信長転生』、2021年『予知夢の恋』、2023年『天翔ける龍神』をミヤオビパブリッシングより刊行。
四六判 上製 316頁