武田氏研究の第一人者による幻の脚本!!出資社の都合で映画化に至らなかった幻の作品を単行本化。著者が初めて挑戦した映画シナリオ。歴史学者によるストーリー展開は要注目。戦国時代の映像製作の一助としても。著者 平山優(ひらやま ゆう)1964年、東京都生まれ。立教大学大学院文学研究科博士前期課程史学専攻(日本史)修了。歴史学者。専攻は日本中世史。両親が武田家滅亡の地である田野(山梨県甲州市大和町)の出身であったため、幼少期から武田家の歴史に関心を持つ。NHK大河ドラマ『真田丸』(2016年)時代考証。映画『信虎』(2021年)武田家考証・字幕・ナレーション協力。主要著書に、『天正壬午の乱 増補改訂版』(戎光祥出版、2015年)、『武田氏滅亡』(角川選書、2017年)、『武田信虎』(戎光祥出版、2019年)、『戦国の忍び』(角川新書、2020年)、『武田三代 信虎・信玄・勝頼の史実に迫る』(PHP新書、2021年)など多数。四六判 並製 192頁