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「茶の湯文化学」第38号
『大正名器鑑』は、高橋義雄(箒庵)が編纂した不朽の名著。大正時代に刊行された初版は発行部数の僅少さと判型の巨大さ(B4判)から普及せず、また、昭和12年の普及版、平成9年のアテネ書房版も判型は変わらず、また文章も初版の擬古文のままで、コレクターズアイテムの域を出るものではなかった。今回の復刻では、判型を小型化し携行可能にしただけでなく、全文を現代語に訳した。まずは第1弾として、初版の第1編と第2編に収録された名品をすべて掲載した「唐物茶入編」を、親しみやすい文体でお届けする。
《主な内容》
唐物肩衝(54点)/唐物茄子(17点)/唐物文琳附文茄(25点)/唐物瓢箪(3点)/唐物丸壺(13点)/唐物大海(6点)/唐物鶴首及鶴子(7点)/唐物雑(16点)/島物(3点)
A5判・520頁 上製