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猫の茶道具展猫の茶道具展ポスター
会 期 = 2018年6月24日〔日〕~12月16日〔日〕
時 間 = 9:30~17:30(受付は17:10まで)
休館日= 期間中無休
入場料= 200円 ※お着物の方は無料

住 所 : 京都市上京区寺之内堅町688-2
     (堀川通寺之内上ル 茶道具みやしたビル2・3階)
 T E L : 075-366-6881


 私たち日本人と猫との関わりは古く、その歴史は弥生時代にさかのぼることができます。長崎県壱岐市勝本町のカラカミ遺跡で猫の骨が発見されています。奈良時代頃には、経典などをネズミの害から守るための猫が中国から輸入されました。愛玩動物としての記述が見られるのは、『枕草子』や『源氏物語』『更級日記』『明月記』に登場する平安時代からです。以来、猫は貴重な動物として愛玩されてきました。
 しかし古来、家畜として飼育されてきた牛や馬に比べ、猫をモチーフとした茶道具はそう多くありません。猫ブームと言われ、犬の飼育数を猫が上回る現在とは、猫への日本人の感じ方は違うものだったのでしょう。もちろん、その中でも猫好きの茶人はいました。有名なところでは、猫を抱いた肖像画が残る佐久間将監(古田織部門下)が挙げられます。また近代では東山の西行庵の宮田小文が古稀の祝いに猫の香合を作り、猫好きとして知られます。
 そうした先人たちの願いか、猫を題材とした茶道具・古美術品は生まれ、現在まで伝わりました。本展では、茶道の世界ではマイナーな題材である猫をモチーフとした茶道具を、掛物を中心に集め、展示いたします。あまり目にする機会のない「猫の茶道具」をお楽しみくださいませ。

展示品目録
No 作品名 作者 箱 書 銘・文句 等 制作年代
1 信楽写 猫香合 2代真清水蔵六(1861~1936)造 宮田小文(西行庵)箱書 古稀紀念品 大正時代
2 信楽写 猫香合 2代真清水蔵六(1861~1936)造 宮田小文(西行庵)箱書 古稀紀念品 大正時代
3 御本 金海写 毛文 割高台茶碗 釜山窯(享保期以降)     李朝時代中・後期
4 御本半使 割高台 猫掻文茶碗       李朝時代中期
5 双猫に婦人図色紙 堀井香坡(1897~1990) 筆     昭和時代
6 源氏物語「若菜上」(女三宮に猫)図       江戸時代
7 親子猫図 伝 牧谿 筆   〈島原藩主松平子爵家伝来〉仰木魯堂旧蔵 (伝)南宋時代
8 猫香合       明治時代
9 浮世絵「誂織時世好」(猫に美人)図 3代歌川豊国(1786~1865)筆   有田屋版 江戸時代後期
10 時代 梨子地 猫香合(青貝 眼)       江戸時代前期
11 猫蒔絵 梨子地 錫縁 丸香合       江戸時代中・後期
12 猫 アワビ貝殻皿に七宝繋蒔絵 丸香合       江戸時代後期
13 志野 猫香合 前田青邨(1885~1977)造(平山郁夫の先生)   共箱 昭和時代
14 南蛮 褐釉 猫形花入       クメール王朝時代(カンボジア)12~13世紀
15 大津絵 猫と鼠の酒盛図       江戸時代末期
16 南泉斬猫画賛 大順宗慎(大徳寺第407世住持、1747~1825)筆     江戸時代後期
17 平瀬露香好 銀地黒楽 猫形 屏風挟 一対 樂 慶入(1817~1902)造 平瀬露香箱書 共箱 明治時代
18 古銅 猫蓋 三足香炉       江戸時代
19 古銅 猫に蝶図 花入       江戸時代
20 西行法師与銀猫画賛 初代川上不白(1719~1807)賛 ?松窓 画   「人間万事西行猫」 江戸時代後期
21 西行法師与銀猫画賛 高 嵩谷(1730~1804)筆   「人間万事」 江戸時代後期
22 一行物 大心義統(大徳寺第273世住持、1657~1730)筆   「旧鼠変赤猫」 江戸時代中期
23 猫図       江戸時代
24 猫に牡丹図 伝海北友雪(1598~1677)筆     江戸時代前期
25 眠り猫に牡丹図 長谷川雪江 筆     江戸時代前期
26 猫に牡丹図 狩野常信(1636~1713)筆     江戸時代中期
27 猫に牡丹図 渡辺秀彩(文斎、1712頃~1752) 筆     江戸時代中期
28 【参考展示】石造 猫碑        
29 歌切貼 猫に秋草 蝶図 洞竹 画 陽成院 歌     江戸時代
30 猫図 守勝 筆     江戸時代
31 【参考展示】猫足 炉五徳 菊池政光 (1937~)造   共箱 現 代


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