徳川家康・秀忠の甲冑と刀剣  本山一城 著



   



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本山一城 著

YouTubeに「徳川家康・秀忠の甲冑と刀剣」の内容紹介動画をアップロードしました。


家康・秀忠の甲冑武具・刀剣、初の集大成!
カラー口絵には、海外(イギリス、フランス、オーストリア、デンマーク)に伝わる甲冑8領を含め、厳しい考証を経た非公開・新発見の甲冑を多数収録



【内容】
 天下人となった徳川家康のもとには、数多くの名物刀剣が集まりました。また家康・秀忠はたくさんの甲冑を作らせてもいます。信長・秀吉と比べて質実なイメージのある家康ですが、所有した甲冑武具には、工芸技術の粋を尽くした華美で豪華な逸品が数多く含まれています。本書では、家康と秀忠の甲冑・刀剣等を、写真や図版とともにエピソードを盛り込んでわかりやすく解説しました。
 本書の特色は、64頁に及ぶカラー口絵です。所蔵元に特別に依頼して撮影した、海外に伝わる甲冑8領を含め、多数の甲冑を収録しています。中でも、家康がイギリス国王に贈った具足の修復前の写真は、現在では見ることのできない貴重なものです。
 口絵に続く本文は「家康の甲冑」(42領収録)、「家康の刀剣と鉄砲」(刀剣73振、鉄砲8丁収録)、「秀忠の甲冑と刀剣」(甲冑5領、刀剣8振収録)の3章で構成され、甲冑や刀剣、鉄砲を1点ずつ詳しく解説しています。これらに含まれない「御三家に伝わる甲冑の特色」については、付章としてまとめました。
 刀剣ブームが続く中、江雪左文字、包丁藤四郎、ソハヤノツルキなど、家康ゆかりの刀剣を写真や押形をつけて掲載しています。
 なお、付録として「駿府御分物刀剣元帳」の全リストを掲載しました。元和2年(1616)に家康が亡くなった際、形見分けされた刀剣の目録です。翻刻のままではなく、資料として活用しやすいように編集しています。


【本書に登場する主な甲冑・刀剣】
 ・晩年の家康が最も愛着をもち、久能山に奉納された歯朶具足
 ・家康がオーストリア皇帝ルドルフ二世に贈った切付札色々威二枚胴具足
 ・全体を熊毛で覆われた熊毛植具足は、家康の着料としては類例のない造り
 ・日光の南蛮胴とともに、家康秘蔵の兜三頭に数えられる紀州東照宮の南蛮兜
 ・華美で豪華な時代を映した日の丸威胴丸具足は、近年、家康着用の具足と判明
 ・「この太刀を西に向けて立て置け」という家康の遺言で知られる“ソハヤノツルキ”
 ・加藤清正が家康に献上した“太刀 銘「助真」”は、娘と家康の十男との婚約記念


【著者紹介】
 本山 一城(もとやま かずき)
 1956年生まれ。武蔵野美術短期大学中退。漫画家。中国東方美術学院客員教授。
 代表作は『スーパーマリオ』全43巻(講談社刊)。
 歴史研究(主に戦国武将・甲冑・城)を趣味とし、歴史上の人物を題材とした漫画も多数ある。
 甲冑・刀剣関連の著作に『黒田官兵衛と二十四騎』(宮帯出版社)がある。


菊判・並製 288頁(カラー口絵64頁) 定価2,900円+税


【お詫びと訂正】

 本書に誤りがありましたので、訂正いたします。
 内容につきましては、正誤表をご覧ください。
 読者ならびに関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。

価格(税込): 3,190 円


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