元来、日本人は世界に誇る品格を備えた人民族であった。
しかしいつの間にか、その品格はどこかへ行ってしまったのである。
「日本人としての品格」とは何か――。
「品格」は一朝一夕にできるわけではない。
一瞬一瞬の行動や考えの積み重ねが「品格」として結晶する。
現在の日本に欠落している古き良き時代の精神性を日本人に思い起こさせ、失われつつある「日本人としての品格」を取り戻し、真に豊かな人間関係を築き、真に平和で豊かな社会を実現するためには、一人ひとりが何をすべきか、今の日本に警鐘を鳴らしている。
【著者について】
昭和4年京都市生まれ。大乗推命学会会長。
昭和54年、四柱推命学界のバイブルとなる『四柱推命学事典』を発表。
平成11年、東京渋谷の国連大学本部での外交官会議において「おおきに、すんまへんな」の演題で基調講演。
百余名の各国大使・公使から拍手喝采、握手攻めに遇い、良識は人種民族を超えて、世界共通であることを確認した。
B6判変型/192頁/上製